2022111からの物語-不動産
賃貸アパート退去物語
その-②
賃貸アパートや賃貸マンションの
管理をしていると、
たくさんの物語りがあります。
【東京都北区のアパート退去物語】②
問題ありの入居者様
「出たくない」
「お金ない」
「ヤクザ屋さんに頼んだのか」
あれだけ渋っていた人が、
あっさりと退去すると
自分から言って来たのはなぜか?
そこには、オーナー様が、
これだけは絶対に伝えておきたい
と言う強い要望がありました。
①このアパートは、父からの贈り物です。大切に管理して気持ちよくみなさんに住んでいただきたいと願っています。
②水漏れが起こった時も、
立ち入りを拒絶しましたよね。
③天井や柱がどうなっているのか心配なのです
④土台は大丈夫なのか?
⑤土台は、腐食していないか?
⑥トイレも20年以上前の、和式だから洋式のトイレに交換しましょう。
その時も、今のままでいいと言って、
立ち入りを拒否しましたよね。
トイレの腐食や排水管の詰まりや
破損が心配なんです。
このような内容を、
退去してほしい理由として書きました。
万一、これだけの破損や
腐食があったとしたら、
どのくらいの
補修費用がかかるのやら、、、
オーナー様は、
その事を心配するだけで、
胸が胸が苦しくなると言う。
そして、通知の最後の一文。
実は、
これが心を動かしたのではないか
と感じています。
この文言は、言わない約束なので、
ご想像にお任せいたします。
そして、次回は退室立会の場面です。
ごねた入居者様と初めてお会いする。
どんな事になるやら、、、
心配ながらも
楽しみな気持ちになっている、
自分が怖い!
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