臨済宗相國寺派 萬年山相國承天禅寺
室町三代将軍足利義満が建てた巨刹。山門は現存していないが、山門(遺構)-法堂-方丈が一直線に並ぶ禅宗様式の伽藍配置。法堂と方丈は公開されています。
小雨の中ながら新緑の眩しく、また参拝者もまばらで、とても良い雰囲気でした。
相國とは漢の功臣「蕭何」のことで、いわば現代の首相に相当する人物の事です。「国を相る」ですね。義満がその室町幕府絶頂期の強大な権力を持っていたことから、その名称がついたと思われます。他には菅原道真が「菅相国」、平清盛が「平相国」と言われたぐらいでしょうか。秀吉も関白太政大臣だったため、「豊相国」と呼ばれたのではなかったかな?また、中国の臨済宗の名刹「相国寺」にあやかったとも言われています。
烏丸今出川という街中にありながら、静かな雰囲気を味わうにはもってこいですね。それにしても、広いです。
写真は上2枚は法堂、下3枚は方丈の内部です。
#Picasuke
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。