真夜中のゼロ…不埒な身体番外編…2

暗闇の中に
ゼロとの
世界に繋ぐ
扉があるはず…

扉を開かないと
ゆみんは
暗闇に手を
伸ばしかけた…

駄目だ
こんな格好で
異世界には
行けない…

ゼロだけに
会うなら
見せたいけど

ゆみんは
薄い…
ナイティを
脱ぐと

とりあえず
ヒートティック
を着て

白いカシミアの
アウターを
羽織り

黒のパンツを
履くと
ダウンを持って
外に飛び出した

どうしよう？
事故を起こす
方法が思いつかない

真夜中の雪が
ちらつく中で
ゆみんは
立ちつくして
空を見た

羽の様に
水を含んだ
雪が…

ゆみんの
身体をすり抜けてる

ゆみんは…

「よし！
やってみよう」

と呟き
どうなるか
分からないけど
身体にダメージを
与えようと
考えた

前も事故の後に
異世界に
入り込んだ

分からないけど
超えれる!!はず

初めて…
自分から
事故を起こす
為に…

ゆみんは
ふらりと
道に飛び出した

車のライトが
ゆみんの影を
とらえた

「ゼロ!!
待ってて!!」

音と光りが
交差して
ゆみんは
衝撃の中

身体を弾かれて
地面に叩き
つけられた

雪の中
車から
降りた男性は

確かに…
事故を起こした
筈なのに

誰も居ない
道路に

居眠りだったのか
と戸惑った

道には
ダウンコートが
落ちていた

「これか!?」

男性は…

「人騒がせだな」

と言って
ダウンコートを
街路樹に掛けると
車に戻って行った

白い光りに
包まれて
ゆみんは
硬化しないで
異世界の扉を
くぐり抜けていた

地面に叩き
つけられた時に
光りに
包まれて
ダメージは無い

事故の前に
扉を開く事が
出来た様だった

事故を起こして
なければ…

硬化しなければ
ゼロの乗った
紫色灯の
救急車は
来ない!!

ゆみんは
本当に
ゼロの世界に
来たのか!?

分からずに
不安なままに
イルミネーションの
街路樹の青い
光りの中

「ゼロ!!」

と叫んだ

12-24 02:52

※1日おいて続きです
初めてご覧になる方は
出来たら最初から
ご覧頂けたら
嬉しいです(*´∇｀*)
いつも見て頂いてある方々♪
何とか♪続きました(笑)

不埒な身体の日記は10月に
書いています

ゆみんとゼロの物語
気になったらご覧下さいね(*´∇｀*)

【注】この物語は2014年12月に
書いた物です

当時のままに掲載
してます

行き当たりばったり
思い付くままに
書いた物語です

当時も今も変わらない
のはいいね❣️とコメント
でモチベーションが
上がる所です

なので読まれた方は
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