真夜中のゼロ…不埒な身体番外編…1

寒い夜だった
ゆみんは眠りの中で
ゼロの声を聞いた

「ゆみん！！」

スタンドの
薄明かりの中
ゆみんは思わず
飛び起きた

夢にしては
あまりにも
生々しい
ゼロの声だった

「ゼロ!!」

ゆみんは
呟いたが…
どうしたら
良いか分からずに
唇を噛んで
ベッドに座り込んだ

どうしたら…
ゼロに会える？
ゆみんとゼロは
異世界に生きている
そう思っている

また…異世界の扉を
開けないと会えない？
でもゼロの声は
胸騒ぎを
覚える声だった

どうしたら？
ゼロの所に
行けるか
今までの
パターンだったら
事故に遇うしかない

過去に２回
事故に遇って
ゆみんは特殊な
能力を発揮して
事故から
身を守った

ゆみんの能力は
硬化…
身体が石の様に
硬くなってしまう

初めてゆみんが
硬化した時に
異世界の扉を
超えた…

そんなゆみんを
硬化から
解きほぐし
元の身体に
戻してくれたのが
ゼロだった

ゼロは
特殊な能力で
硬化したり
異形の物に
姿を変えた
人達を
元に戻す
救命処置が出来る

それもまた
特殊な能力を
持った
救命救助隊の
チームリーダー

事故の時に
空間の歪みの中で
ゆみんは…
自分を守る為に
無意識に
硬化した

硬くなって
しまった
ゆみんの
身体を…
ゼロはやさしく
抱いて
溶かしてくれた…

ゼロが…
私を呼ぶなら
行かなくては

薄明かりの中
ゆみんは
見えない
異世界の扉を
見つめる様に
目を凝らした

2014-12-22- 01:24

※久しぶりに
また物語の
断片が浮かびました
なんの組み立ても
無いままに…
最後迄書けるのか？
分からないけど
始まり…ます

不埒な身体の日記は10月に
書いています

ゆみんとゼロの物語
気になったらご覧下さいね
(*´∇｀*)

【注】この物語は2014年12月に
書いた物です

当時のままに掲載
してます

行き当たりばったり
思い付くままに
書いた物語です

当時も今も変わらない
のはいいね❣️とコメント
でモチベーションが
上がる所です

なので読まれた方は
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