百人一首カルタ会9
【今朝の一首】9
はなのいろは
うつりにけりな
いたづらに
わがみよにふる
ながめせしまに
作:小野小町
(小倉百人一首より)
百人一首
ちょこっとばなし
【小野小町】
「小野小町」といえば現代でも
美人の代名詞と言われています。
平安時代のはじめ頃、宮中に仕えていた
女官と言われています。
さまざまな伝説を持つ女性です。
紀貫之が選んだ「六歌仙」
藤原公任が選んだ「三十六歌仙」
の一人にも数えられている、
優れた歌人です。
何度も口づさんでいると、
「小野小町」さんの美に対する
心の内がうっすらと
感じられるようになります。
「うつりにけりないたづらに」
今の美しさ、肌の張り、瑞々しさも、
時の流れとともにうつろいてしまう。
若さ、美しさ、老い
それらが一つになっているかな
そんなことを感じてしまいます
永遠の美、永遠の若さを求める
現代人の持つ心と同じようですね
『LIFE SPAN』(老いなき世界)
デビット・A・シンクレア作
この書籍の中に
「老いは病である」と言われています。
病なら対処法がある
望みを持てますよね
若さと、はつらつと生きられる時間を
持つことができる。
希望がありますね。
2023年は、
【若さとはつらつと生きる】
人生の一歩を踏み出せる。
そんな気持ちにさせてくれます。
鎌倉時代初期に、藤原定家という歌人が
一人一首ずつ選んで作られた歌集
「百人一首」です。
「小野小町」も「百人一首」も
時間を超えて現代にあり、
『LIFE SPAN』(老いなき世界)
とシンクロしていますね。
「百人一首」の読み方によって、
解釈の仕方によって、
楽しむことが出来ますね。
毎日一首詠みながら、
百人一首カルタ会してみませんか。
家族や友人や恋人と。
コメント
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
百人一首、藤原定家が作ったんだ。初めて知りました。
ユウママさん
こんばんは
百人一首は、難しく考えるより、読んでいたら慣れる
慣れると記憶している、若さを求める人の、活性方法かも