心ざわわ。東京メトロ大江戸線。
この前、初めて
「都営大江戸線」に乗った。
昔はなかった。
40年前あったらなぁ、と
プラットホームに着くたびに…。
と、思ってはみたものの…。
なにせ初めて就職したのが
「飯田橋」の編集プロダクション。
給料が7万円で、いつも月末前には
会社の二軒お隣の消費者金融に
走った思い出が揺り戻される。
「青山一丁目」。
この交差点にあった
某大手自動車メーカーに、
毎日せっせと通い、
チクチクイチイチご要望を承り、
とっとと赤坂の会社に帰って…
フゥー。嬉しくない記憶が
沸き上がる。
「本郷三丁目」。
東京サヨナラ!オサラバ!バイバイ!
の最後にボクが住んでた場所。
あぁー、思い出したくない光景が
鮮明に立ち上がってくる。
「新宿」に至っては、
超高層ビル群の谷間に
アパートを借りてたけど、
どこに住んでたのか、
とんと思い出せない。
ボクゆかりの地は、
この「大江戸線」に
しこたま詰め込まれていた。
懐かしいけど、
どうよ!これって!
心がしなやかで、ひょいひょい、
そんなときでないと、
この地下鉄、乗れないなぁ。
唯一「汐留」は、
20歳の頃ボクがいた劇団が
大阪から東京に進出して、
大ブレイクした場所。
劇団維新派「少年街」。
でも、ボクは宮崎で
WOWWOWで観たから、
汐留には行ったことは
なかたよなぁ、確か…。
ボクの『右往左往大変物語』の
目次が並ぶような路線だけど、
「今がイチバン」と
心の声が響くから、
ま、いっか。
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