伏見御香宮
伏見の大手筋にあり、主祭神は神功皇后、安産の守り神として有名です。
境内には多くの摂社があり、祭神もまちまちで、なかなか面白いです。特に、主祭神は神功皇后で皇室ゆかりの宮なのに、東照宮があるところ。本来なら徳川家は朝敵と言われても仕方がないのに。さらに豊国社もあり、朝廷に豊臣家と徳川家が同時に祀られてると(笑)。
これは、秀吉も家康も社領と本殿や拝殿などを寄進しているからだと思われます。
鳥羽伏見の戦いでは、幕軍の屯所となったらしいので、錦旗が翻った時には神社も驚いたでしょうね。節操がないと言うのではなく、あまり宗教に煩くなく寛容な日本人の特徴が現れていて微笑ましく感じました。
表参道入口の門は、伏見城の大手門を移築したもの。ただし、豊臣期ではなく徳川期のですが、風格は流石です。
#御香宮
#Picasuke
コメント
コメント ( 4 )
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Pecoさん
伏見桃山、良いところだなと歩いていて思いました。少し歩けば山もあるし、界隈は歴史的遺産があたらこちらに残ったいる。
さらに、賑やかな商店街にたくさんの呑み食い処、極め付けはJR、京阪、近鉄で京都にも大阪にも奈良にも行ける利便性。ホント、住みたくなりました。
へぇ~っ。
興味深く読ませていただきました。
神道やら仏教やらさまざまな宗教的要素が混然一体とした熊野古道。
まだ行ったことありませんが…(;^_^A
それが注目されて世界遺産に登録されたのだと理解していますが、
そういう寛容さというか日本独特の良い意味での曖昧さやいい加減さが
ここにも根底に共通しているように思います。
つどちゃんさん
まさしくおっしゃる通り、そういう寛容さが日本の良さでもあり、あまり争いを好まない、激しく自己主張をしない特性に繋がってるのかなと考えたりします。
ですよねぇ~♪