![丸岡城と花見と一筆啓上](https://www.sinq.life/wp-content/uploads/2023/03/la7jmbtc.jpg)
丸岡城と花見と一筆啓上
丸岡城に行くと、犬山城と並ぶ最古の現存天守と桜と、そして灯籠になっている一般の人々の短いメッセージ。
これは「一筆啓上賞 日本一短い手紙コンクール」で過去に入賞した作品が書かれた灯籠です。これは、丸岡藩主本多家の藩祖本多作左衛門重次が戦場から留守の家族に宛てた「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という手紙な由来しています。戦中から、簡潔かつ要点だけを書いた、それでいてリズムの良い名文として有名です。
その手紙にちなんで、丸岡(現坂井市)ではこのコンクールを開催し、もう30年になります。今では、応募数4万近くになり、年ごとに「母」「先生」「友」など多彩なテーマのもと、素晴らしい作品が応募されます。あ、審査員には俳句の夏井いつきさんやフォークシンガーの小室等さん、詩人の佐々木逸郎そん、作家の宮下奈都さんなど、言葉の専門家が揃います。
その中のほんの一部を。興味ある方は、ネットや書籍でもありますので、是非。或いは、ぜひ今年は応募してみてください。
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