ジャズライブ。
久しぶりだった。
ピアノマン。ジャズ。ソロライブ。
「明日、大丈夫だろうね!店のオープンに間に合う?」。
12月21日午後4時。
妻のキアイちゃんの心配をよそに、いそいそと宮崎のイオンモールから鹿児島の吉野町へクルマを走らせた。
明日は9時半までにはイオンの催事場に入らなくてはいけない。今日の打ち上げは、ほどほどに。飲み過ぎないように。一応、心構えは整えた。
コロナ禍では、2回目の再会だった。
ちょっと太った感じかな。
でも、演奏は相変わらずキレッキレッ!
ジャズマンの彼は谷川賢作という。
20数年来の友だちだ。
父は詩人の谷川俊太郎。御年91歳で、まだまだ新しい境地を開き続けているらしい。小学校の教科書にも登場する日本を代表する詩人のひとり。
子どもの頃、テレビに釘づけになった「鉄腕アトム」も、詞は俊太郎作。
賢作さんもレパートリーに取り入れている。陽気に豪快に空気をうねらせ、音の宇宙に誘う。
かつて13年連続ライブツアーを企画し、熊本、鹿児島、宮崎を回った。賢作さん他、ハーモニカ、パーカッション、ヴォーカルを引き連れ、ボクは運転手をしながら、彼らが描く素敵な世界に潜り込んだ。
あのときの極上の幸福感を思い出した。
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