ありがとう、松本零士先生
漫画家の松本零士先生が亡くなられていました。
たくさんの作品を残されてきて、特にアニメの分野では偉大な功績を残されましたが、自分にとってはアニメよりも漫画の方が圧倒的に記憶に残ってます。
特に「銀河鉄道999」と「男おいどん」の2作品は生涯忘れられません。遥かな宇宙への旅を壮大なスケールと豊かなイマジネーションで描いてくれた999は、夢や希望といったものを抱えながら、少年が青年へと変わっていく成長物語でした。
一方、「男おいどん」は、寅さんのように、女性と親密になりながら、いつもふられる若者の話で、若き日の松本先生の自伝的物語と言われています。悶々とした苛立ちや諦めや、それでも何者かになろうという希望や、そんな色々なものがドロドロと渦巻いている、それでいて何とも言えぬユーモアや哀しみが溢れる漫画です。あの四畳半の下宿はどこか宇宙の涯てに繋がってるような気がしてなりません。
アニメの松本作品は子供向けと言うこともあり、とても健全でしたが、本来は「男おいどん」や「大四畳半大物語」のような、エロス溢れる物語の方が自分としては面白かったです。
ご冥福をお祈りします。合掌。
#Picasuke
コメント
コメント ( 5 )
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Pekoさん、コメントありがとうございます。松本先生の後に多くの若い作家さんたちが続いていくと思うので、楽しみです。
おはようございます。
感謝して、ご冥福を、お祈りさせて頂きます。
ストーリーも、絵も、そして音楽も、全て含めて、忘れられない、作品が、沢山有りますね。
本当に、ありがとうございました。
自分も忘れられない思いがたくさんあります。コメントありがとうございました。
合掌
ご唱和ありがとうございます(笑)