【腰痛⑩】
前回は「姿勢を整える方法」《原位法》について、お話しいたしました。
今回は「椎間板のつぶれを防ぐ方法」「内臓を整える方法」「ストレスを断つ方法」について、お話しいたします。
当初解説を予定しておりました「腰の歪みを解く方法」については、実際に身体の歪みを確認してからの方が安全ですので、ここでは省略いたします。
■椎間板のつぶれを防ぐ方法《じゅうぶんな睡眠》
自分でできる対処法として最も効果的なのは、
「睡眠時間をしっかり取ること」です。
なんだー、とガッカリされたかも知れませんが、
二足歩行をしている人間の身体の中で、最も休むことを必要としている部位が「腰」です。
睡眠時間をしっかり取ることが、二足歩行で大変な負担をかけている腰にとって、どんなに重要なことであるか、お分かりいただきたいと思います。
あたりまえですが、身体は休むと回復します。
休ませてあげましょう。
1日8時間の睡眠が理想です。
それが無理な場合は昼寝(5分でも)をお勧めします。
横になっているだけで、椎間板に圧力がかかりませんし、腰回りの筋肉を休めることができます。
■内臓を整える方法《半身浴》
正しい半身浴の方法は、38~40度位のぬるめのお湯に、みぞおちから下の部分だけを20~30分位じっくりと浸かります。
この時、腕はお湯につけないようにします。
ぬるめなので体が温まらないような気がしますが、この入浴方法ですと体を芯からゆっくりと温めてくれますので、だんだん身体がぽかぽかとしてきて、徐々に汗が出てきます。
汗をかくことで、内側にたまった老廃物を出すことができますので、真から内臓を元気にさせます。
ダイエット効果も期待できます。
■ストレスを断つ方法《丹田式呼吸法》
丹田(へそから指3本ほど下)に意識を集中させる。
まずは、口から息をなが~く吐く。
この時、体の中から悪い物がすべて出て行くイメージをする。
鼻から息を吸う。
この時に宇宙からのエネルギーを体に取り込むイメージをする。
体に入ったエネルギーを丹田にためこみ、それが体中にひろがって悪いところを治すイメージをする。
これを寝る前に30回ほど繰り返す。
これでストレスを断つことができます。
その結果、ストレスによる腰痛が改善されていきます。
(つづく)
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。