「SiNQ感想文コンテスト」投稿:「環境」
ぼくの両親は不仲だ。
唐突で恐縮だが、しばしお付き合い願いたい。
富山県高岡市の兼業農家で長男として生を受け、84年間混じりっけなしの高岡人である父。
彼は田舎町で大切に育てられたがゆえの時代にそぐわない思考の持ち主だ。
慢性的な上から目線や自己中心的発言など挙げればキリがないのだが、
そのそぐわない思考のベース、基軸を成すのは男尊女卑精神ではないか。
ご想像の通り、母は長年我慢し続けてきた。が、リミッターが外れ冒頭の9文字だ。
勉強さえしていれば母が世話をしオート化する生活。長男 is No.1の地域性。そもそも時代。
すべてにおいて男尊女卑が色濃く残る「環境」であった。
ではなぜ同じ時代、同じ地域で生まれたにもかかわらず別思考の持ち主がたくさんいるのか。
それは「環境」を変えたこと。それによって気づけたことだ。
敢えて言おう。
それが最大の要因であると!
「環境」が変わる、変えるということは…
例えば、親元を離れる。
自分ひとりでは生活できないこと。親のありがたみに気づく。
例えば、故郷から離れる。
知人のいない孤独。県民性の違いや思考の違い。地元の常識が非常識であることに気づく。
そして地元では出会えなかったひとに出会う。
そうやって多くの気づきに直面し、自らを無意識に成長させる。
父には環境が劇的に変わるシチュエーションがなかった。
県外はもちろん。自宅以外で生活することは皆無。地元の高校卒業後、地元の金融機関勤務。
自らの「環境」が当たり前であり、疑うことすらなかった(のちの本人談)
「環境」が小さいと大きくなれない。TAKAHIROさんの言葉だ。
ぼくたちは今SiNQにかかわることで、新しい成長のチャンスに直面している。
新たな仲間とSiNQで出会える。魅力的なひと、刺激的なひとと出会う。
気づかぬうちに成長することができる。
SiNQを大きな「環境」にして行こう!
成長した暁にはぼくが誰かの成長因子になりたい。
ぼく自身、高校から親元を離れ、都内での生活を経て現在に至っている。
両親のおかげで大きな「環境」に身を置くことができた。
感謝してます。仲良くね、わが父よ!母よ!
コメント
コメント ( 5 )
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ノミの限界。囲まれた環境にいるとノミはそれ以上飛べなくなってしまいます。自分の限界を環境が作っているというたとえ話ですが、本当に環境を考えることは大切なことだと思います。もちろんその環境を自分で選べない人もいます。しかしながら自分で環境を変えることができるようであれば、自分を成長させるためにもぜひ新しい環境へ飛び込んでいただきたいと思います。SiNQは皆さんがイメージしている以上に皆さんが成長できる大きな環境を用意していますのでこの環境を活かしてぜひ自己実現へ繋げていってください!
ミスのご指摘ありがとうございます。
諸々の修正お手数おかけし、申し訳ありません。
父の介護をしてるタイミングでTAKAHIROさんの「環境」記事に触れました。
いろいろな想いがぐるぐるして、
父を批判するような文面になってしまいましたが、ありのままを書くことで、批判され、あわよくば共感されるのが良いと判断しました。
人格を形成するのは血ではなく、環境であると信じています。
おっしゃるとおり、大きな環境に身を置くことが成長に直結することを自分なりの経験で感じていました。
精神の成長はいつでも可能ですよね。
今が成長のタイミングだ!と感じています。
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南林成和 さん
色々な思い、
詰まってますね❗
ちなみに、
#感想文コンテスト
の、ハッシュタグが
全角になってます、
半角に修正された方が
良いですよ。
ハッシュタグが機能して
いませんよ❗
(^.^)⤴️
ひろあき さん
ご指摘ありがとうございます。
「気づき」というワードを多用しているのに、ハッシュタグミスには気づいていませんでした。
助かりました。