「SiNQ感想文コンテスト」投稿:「命」
「命」…
このテーマを選ぶ事は、決まっていたのかも知れない。他にも魅力的なテーマは沢山あるのだけど。
先ずは、質問に答えることにしよう。
①私の命はいつ始まったのか?
この世に生を受けたのは、63年と半年ばかり前だが、命が始まった時となると、分からない。有機体としてなら随分と遡っていくことになるし、意識を明確に持った時となるとまた違う。
②私の命はいつ終わるのか?
10年先か?20年?50年?肉体としての死は、必ず先に待っている。
ただ、生きていても心の在り方で、命はおわるのかもしれない。
③命に終わりがある事を意識しているか?
コレは間違いなく常に意識している。
タレント上島さんの死や、ニュースでの報道、戦争の事などを入り口に、多くの人々が毎日亡くなっている事実、
いきなり終わる理不尽な事も多々ある事で、命、つまり生きているという事の認識をうながす。
多分、ほとんどの人間は日常の中ではあまり意識していない。
命とは?
生きているとは?
友人のストーリーにつながり、その生き様が心を打つ。筆者が、そこから気付いた事、明確になったことが書き綴らられてゆく。
命があるとは、死んでないことでは無い。健康で元気でいることだけでも無い。
生きている、命とは、その人間の覚悟や想いを1秒も無駄にする事なく、時間を重ねること。
結果、それは輝いて見える。ん、そう、分かる人には、という限定はつくが。
私は、17歳の時一度死にかけた。
元気印そのものだった私は、突然の病魔に襲われた。
実感がまるでなかった…
野口英世になりたかった私は、医師の一言で全てを失った気がした。
目指していた事も、なりたかった未来も、治せない病気で、全て終わったと思った。
でも、それが今の自分につながる始まり。
終わりだと思った事が、始まり。
筆者の伝えたい、死をイメージした時から本当の生が始まる。
改めてその時のことを思い起こした。
私の中で当たり前になっていた事を、今一度鮮明にしてもらった。
残りのある命の時間を、私も悔いなく使って生きてゆく。
ありがとうございます。
コメント
コメント ( 3 )
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藤重先生、おはようございます!
藤重先生、60過ぎ?
見えないです!
藤重先生、生きててくれてありがとうございます(o^^o)
藤重先生に出会えて良かったです
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
嬉しいコメントありがとう^_^
これからも宜しくお願いします♪
TETSUYAさんが63歳だとこの投稿で初めて知ったのですが、バケモノですね(笑)いやぁ、本当に若い!てっきり50代前半だと思っていました。
さて話を本題に戻しますが、命や死というものを歳をとればとるほど考える機会が増えてきています。そして書かれているように命があるということは、ただ生きているだけということではないと私も考えます。少し分かりずらい話になりますが、SiNQは私にとって終活でもあります。自分の追い求めてきた「あらゆるものを共有化する」ということはおそらく現世では実現が難しいと考えています。その理由は明確なのですがそれはまた別の機会にすることにします。そのため自分のノウハウや考え方、あらゆる私の全てを継承できる環境を創りたいという想いから、このような活動に繋がっているわけです。少しでも多くの方にこの想いが伝わることを期待してできる限りの活動を続けたいと思っています。