「水素ポッドケース」開発物語① きっかけは、がけ崩れから
人も天気もポカポカ陽気が自慢の宮崎、なかでも水と野菜と焼酎がイチオシの綾町に、ウチのお店、アジアン雑貨の金土日がある。
だいたい晴れの日が多いから、宮崎人は空を見上げて暮らしている人が多いように勝手に思っているんだけど、どういうわけか3年ほど前、やたらとお天とうさまの機嫌が悪い年があって、圧倒的な雨が容赦なく降り、長崎の百貨店から戻った翌日の午後、山の家へと向かう道が崩落した。
ボクは夜中に帰ったとき、何となく嫌な予感がしたから、朝早くにクルマを山の上に上げた。だから何とかクルマはギリギリセーフのラッキー!ではあった。
けど、以来半年間、エッチラオッチラどっこいしょの日々。
「水素ポッド、落とさないでよ」と、妻のキアイちゃんは、ボクの身体より水素ポッドを心配し、ボクは愛猫のデリちゃんを抱っこするよりは優しーくポッドを運んだ。
とはいっても、雨の日もあれば風の日もある。家路に空を見上げる日はなくなり、足元を気にする毎日が続く。バランスを崩し、水素ポッドを落としそうになったことも。
この崩落事件は、ボクの心のたたずまいを大きく揺るがし、「明るい未来大丈夫化計画」のなかに、水素ポッドの「持ち運びラクラクプラン」を盛り込まなくちゃいけなくなった。
ま、加盟店さんからも「台所から寝室へのちょっとした移動もやっかい」「おばぁちゃんちに持って行くのがおっくう」「コードを仕舞えないのが不便」といった具合に、水素ポッドに持ち手が付いていない不便さの色々を聞いていたことも手伝って、ボクは、ようやく決心した。
よし、カッコいい、運びやすい「水素ポッドケース」を作ろう、と‥‥。
コメント
コメント ( 2 )
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なるほど~❣️キアイさんの愛から生まれたのかぁ✨知らなかったわぁ ( *´艸`)
はーい。ということにしとこうかな。