清水寺のライトアップ。 2021年11月19日
清水寺について
「清水の舞台」で知られる寺院。北法相宗の本山(一寺一宗)
音羽山、清水寺の開創は778年。
現代から遡ること約1200年前。
清水寺の始まりを記した『清水寺縁起』によれば、奈良で修行を積んだ僧、賢心(けんしん)が
夢で「北へ清泉を求めて行け」とお告げを受けたことが清水寺の始まりと言われています。
賢心は霊夢に従って北へと歩き、やがて京都の音羽山で清らかな水が湧出する瀧を見つけます。
そして、この瀧のほとりで草庵をむすび修行をする老仙人、行叡居士(ぎょうえいこじ)と出会ったのです。
行叡居士は賢心に観音力を込めたという霊木を授け「あなたが来るのを待ち続けていた。
どうかこの霊木で千手観音像を彫刻し、この観音霊地を守ってくれ」
と言い残して姿を消したといいます。
賢心は「行叡居士は観音の化身だ」と悟り、以後、音羽山の草庵と観音霊地を守りました。
賢心が見つけた清泉は、その後「音羽の瀧」と呼ばれ、現在も清らかな水が湧き続けています。
そして、賢心が老仙人と出会って2年が経ったある日、鹿狩りに音羽山を訪れた武人、
坂上田村麻呂が音羽の瀧で賢心と出会います。
賢心は坂上田村麻呂に観音霊地での殺生を戒め、観世音菩薩の功徳を説きました。
その教えに深く感銘を受けた坂上田村麻呂は後日、十一面千手観世音菩薩を御本尊として寺院を建立し、
音羽の瀧の清らかさにちなんで清水寺と名付けたのです。
それ以外、清水寺は大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、
古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきました。
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、
国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並びます。
創建以来、10度を超える大火災にあいそのたびに堂塔を焼失しましたが何度も再建されました。
現在の伽藍はそのほとんどが1633年に再建されたもので1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」
のひとつとして登録されました。
北法相宗の本山(一寺一宗) 音羽山清水寺
コメント
コメント ( 11 )
トラックバックは利用できません。
フォローありがとうございます!
素晴らしいライトアップ✨
幻想的なシーンですね✨
一度自分の目で見たい‼️と思いました✨✨
>>さおりん 修学旅行生がたくさんいました。コロナが開けてきたなあ、という実感があります^^
>>かわいさん 100%まではもう少しかかるかなと思いましたが、紅葉の撮影をスタートできるタイミングでした^^
>>オリエッティさん 本当に素晴らしい風景でした。人もすごかったです^^
>>じまこさん ライトアップ2日目でした^^ 数年振りかな。 良い感じでした^^
>>和嶋さん、コメント、ありがとうございます^^ 素晴らしい風景でした^^
初めまして!
修学旅行を思い出します。
燃えるような赤
ここも京都の代表ですね。
見事!圧巻!一週間でここまで色づいたのですね!先週はそこまでではなかったです。
すごいなあ❣️
見事な赤ですねぇ。
素敵です
うまい具合にライトアップされていて、紅葉が映えていますね✨
幻想的ですね!
心が揺さぶられました‼️
はじめまして、フォローさせて頂きます。