MOMA 展 鰯
MOMAコレクション
「鰯」 鏑木清隆 作 1937年
明治から昭和にかけて活躍した日本画家 鏑木清方
ここの美術館でもよく展示会をやります。
初めて彼の作品展をここで見た時、感銘。
スッキリした線で柔らかさもあり
何よりも、その色彩
美人画で明るい紫の着物と半襟の間にさっと1本の赤い線。
白い肌に小さな花びらのような唇の赤
やはり足の白い肌に黒い下駄の鼻緒の鮮やかな赤
この少量の赤の使い方が、何とも粋で洗練されていて品がある。
さて、この作品も中央の人物、女性と鰯売りの二人がくっきりと
浮かび上がってます。
でも周りの風景も柔らかく、ここでも赤い水桶
そして女性の着物の帯のあたりの赤い布
赤が効果的に使われてます。
#MOMAコレクション
#東京国立近代美術館
#竹橋
#鏑木清方
#日本画
#ほそのゆみこ/24年8月
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。