雪景色の八脚門
出雲大社ご本殿八脚門です。
ゲストハウスのお客様が、朝お参りの際に撮られたものを送ってくださいました。
屋根の向こうにちらりと千木の先端が見えて、ちょっと面白い構図となっています。
手前の地面に赤い丸い図柄が3つ描かれています。
よく見ると、奥の方にもちょっとだけ見て取れます。
これは今から30年くらい前に偶然この場所から鎌倉~室町時代に建てられていたであろう出雲大社の柱の根元が発掘されたのですが、その場所を示しています。
出雲大社に隣接する県立古代歴史博物館には、関連した資料「金輪御造営指図」が展示してあります。
江戸時代は小氷河期ということが明らかになってきましたが、それ以前は今より温暖で近隣にも巨大木が生育していたと思われることも併せて考えると、現在の大社の2倍の高さを誇る巨大木造建築物があったということが、科学的に証明されつつあります。(標記上不正確な部分もあるかも知れませんが、そうだったらごめんなさい)
コメント
コメント ( 2 )
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ありがとうございます。
現在のお社の高さは千木の先端までが24mですが、平安・鎌倉時代は倍の48m。
更に以前はその倍、96mあったという説もあります。
巨大木、大昔は今の何倍もある
巨大な草木だったようです
勿論人も❗
その痕跡は世界中に
残っているそうですから
出雲の神々をお祀りする社は、
さぞ、巨大で荘厳であったろうと思われますね