![運動前に行うストレッチと運動後のストレッチ](https://www.sinq.life/wp-content/uploads/2022/03/mnoxx9yw.jpg)
運動前に行うストレッチと運動後のストレッチ
はいどうも。おーちゃん先生です。
前回投稿した内容の中に、ストレッチは運動前と運動後ではやることが違うんだよっていうことをちらっと話しました。
何が違うんですか?というコメントもいただきましたので、そちらにお答えしようと思います。
おそらくご存知の方も多いと思いますが、ストレッチには大きく静的ストレッチ。動的ストレッチの2種類があります。
細かくいうともう少しあるんですけどね。
ざっくりいうと運動前に行うのは動的ストレッチ。
運動後の行うのは静的ストレッチです。
ではなぜ、そのようにやり方が違うのか。
この答えを出すには準備体操と整理体操の意味をきちんと把握して置かないといけません。
準備体操とは文字通り、運動前に怪我をしないように身体をほぐす体操です。
整理体操とは運動後に使った筋肉をほぐす体操です。
準備体操にはこれから行う運動や競技によって使う筋肉を、事前に動かしたりすることで、パフォーマンスを上げたり、肉離れなどを防ぐという意味があるんです。
(例えばサッカーをこれからするなら、蹴る動作をやったり、身体を捻る動作をやったり)
筋肉は使えば使うほど縮み、硬くなります。それを伸ばしほぐすことで血流を促進し、疲労回復を早めたり、筋肉の硬化を防ぐ意味があります。
準備体操と整理体操では意味が全然違うんですよね。
ではなぜ運動前は動的ストレッチなのか。
静的ストレッチは筋肉がグニーっと伸びるので筋肉がほぐれますが、伸びた分だけ筋出力が落ちてしまいます。そうすると競技や運動においてパフォーマンスが落ちたり、十分な力を発揮できないことがあるんですね。
ちなみに静的ストレッチで伸びた筋肉の出力はおよそ10%低下し、それは2時間ほど続くと言われています。
これから運動するってときに力が入らなくなったら困りますよね。
だから運動前は筋肉を伸ばす静的ストレッチよりも、動かしてほぐす動的ストレッチの方が効果的なんです。
逆に運動後に硬くなった筋肉は静的ストレッチで伸ばせば、出力が低下するので筋肉が柔らかくなりますよね。
というように、運動前と運動後ではストレッチのやり方を変えた方がいいということなんです。
参考までに
ではまたー
コメント
コメント ( 1 )
トラックバックは利用できません。
わかりました
ストレッチ続けます
ありがとうございました