賃貸おおいなるトラブル
前回に続き
【賃貸住宅募集】②
【持病を持つ人の入居者】の例
入居者をどのように決定したか
・他の不動産会社から問い合わせあり。
案内の前に、相談ありとの連絡。
・不動産会社さんと面談
・持病あり。それでも可能かとの相談。
・オーナー様に相談しますと回答。
・その方のケアの体制はありますか?
・生活保護の方で、区役所が一緒です
・病気のケアは、どうですか?
・通院先から外部居住しても大丈夫との証明は取れています
・日々のケアの事を教えて下さい
・専任の担当者がついています
・週2回は、看護師さんがケアに来ます
ここまでの状況を、オーナー様に報告
オーナー様は、区にお世話になっているので、入居先に困っているのなら、良いですよ。との回答。
最後の条件は、貴方がご本人と面接して大丈夫と思ったら、書類を揃えて契約しましょうと言うことになりました。
責任重大
そして、不動産会社で面接
印象から言うと
・言葉遣いはふつう
(今が普通それが怖い)
・後ろから急に声をかけたりすると、パニック障害を起こす事があるので、その点に注意
(これって結構まずそう)
・書類の確認、書面への記入対応は、ごく普通にこなしている
・共同生活なので、お互いに迷惑をかけないようにお気をつけて
(この言葉は、自分以外の人に対する、自分からの攻撃用に使われることになったのです)
・不動産会社さんと、区役所職員との
別途うちあわせをして
契約に至りました、
引越しが終わり、
アパート生活が始まりました。
【入居後、3日目の電話】
「誰かに覗かれているようだ」
「お風呂の点検口から、誰か入って来ているようだ」
「玄関ドアの下の隙間から、風が入ってきて寒い。その隙間から、針金を入れて、鍵を開けてるような気がする」
「下の住んでいる人が、ゴミ捨てに行くと声をかけてくる」
なんということか
嫌な予感はしていましたが
ここまで速攻で来るとは
お部屋を見に行くと
・玄関ドアの下はクッションテープで塞いでいる
・浴室トイレ一体型の天井の点検口には、ガムテープが貼られ、付属のフックに紐をつけて、蛇口に縛って開かないようにしている
・隣の人の音を聞いてくれ
・下の部屋の音を聞いてくれ
・下の人に声をかけないでくれといつてくれ
このような言葉遣いで、指示がされました。声はかん高くなり、大きな声で怒鳴るように言われました。
全て聞いて、対応しますので、お時間くださいねと話して、退室。
写真を撮ろうとすると、部屋の秘密が外に漏れるから、撮るな!
なるほど
この病の特徴が顕著に出ているんだな
そう感じて、オーナー様と、不動産会社さん、区役所に一報を入れました。
しかし、この方とのこのようなやり取りは、この日を皮切りに、約一年間続くことになるのでした。
何という物語の始まりなのでしょう。
一番困ったことは
夜中の1時、2時でもショートメール
が入ることです
「今、隣のテレビの音がする」
「何とかしてくれ」
「気が狂いそうだ」
このように、ショートで何通も来るのですから、ピコン、ピコンと鳴り続けます
初めのうちは、そうですか
対応するようなメールを返しました
しかし、メールを返すこと自体が
心に火をつけることになる
それがわかった時点でやめました
そして、市役所と
責任を持つと言った不動産会社に
夜中の対応を依頼しました
そうは言っても
この方に退去していただくまで
約一年を要することになりました
ふ〜
とりあえず
賃貸住宅の入居者には
このような方もいらっしゃる
と言うことのお話でした
この先、どうなるか気になりませんか
なりますよね
工事屋さんとのトラブルなど
書いたらキリがないくらい
たくさんの出来事があります
という事で今回はここでおしまいです
#不動産部
#積田辰也
#tsumita@mg-management.co.jp
#MGマネジメント株式会社
#https://mg-management.co.jp/
コメント
コメント ( 5 )
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不動産屋さんも大変なんですね。
契約して終わりではないんですね。
柿本さん
そうなんです。
契約をしていただき手数料をいただいて、初めてお客さんと呼べます。
でも、本当のお付き合いはここからスタートします。
入居から、やがているか退室する日まで。
家賃の管理。建物、お部屋の管理まで。近隣トラブルまで、対応します。
お部屋に訪問して、悩み事や愚痴を聞くことも。不動産会社の業務としては、外れた行為としてとらえられるかと思います。でも人とのご縁は、不思議で生きている限り続くものだと思います。
借主様だけでなく、貸主様(オーナー様)とのお付き合いも長く続くことになります。
ですから、自分に出来る限りのことを尽くす。
これが不動産との付き合いかなと思います。
長くなりました。
家と人、借主さんと貸主さんいずれも全てが「ご縁」で繋がる間がらそのご縁がより良好であるように手助け、見守りされるのも不動産屋さんでもあるのですね。血が愛が通っていますね。
柿本さん
コメントありがとうございます。
励みにして、一歩ずつ進みます。
おっとと、、これからも不動産の愚痴を言いますので、よろしくお願いいたします
はい!
積田さんにとっては愚痴かもしれませんが不動産屋さんの立場になったことのない私には新たな氣づきです。また色々、氣付かせてください