読まずに寝れるか!「ブスなんて言わないで」
絵柄だけ見ると、なんだか軽そうな話ですが、なかなかどうしてテンポも良く、適度な軽さもありながら、内容は現代のルッキズムに関する問題点をついた深い漫画です。
秀逸なのは、ルッキズムに対する批判だけでなく、そのルッキズム批判の問題点も同時にストーリーに盛り込んでいるところです。
美しさという相対的て決して普遍的ではない基準で人を判断する事の是非を問うた時、では美しくありたいと努力することは悪なのか?
容姿がいわゆるイケてない人だけがルッキズムの犠牲なのか。そうではなく、現代の基準では容姿が優れていると言われてる人たちも犠牲者ではないのか?
女性に関する話題は大いに語られている陰で、男性に関するルッキズムにはスポットが当てられていないことが多い。
そういったところにも踏み込んでおり、面白いです。願わくば、尻すぼみで終わらず、物語としての結論は如何様でもいいので、どんどん問題提起をしてほしい。
コメント
コメント ( 5 )
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Pcasukeさんへ
書評
感想文
心の感じるままの、綴り。
書き綴った文章が、子供達の作文の書き方読本につながると感じています。
作文の嫌いな子や、書けない子達と一緒に読んでみたい。
楽しい授業になると思います
積田辰也さん
いつも嬉しいお言葉ありがとうございます。励みになります。
Picasukeさんへ
おはようございます。
本当にすごいなと思っています。
今、学校や寺子屋や、あちこちでやっている読書会で使えるようなプランを考えて作成中です。
SiNQに開催中の、投稿を教材にさせていただいてよろしいですか?
楽しさをみんなに知ってもらうための
《見る》
《読む》
《書く》
これをひとまとめにした、
【読本】(とくほん)
を作ってみたくなってしまいました。
試作が出来たら、見ていただけますか?
誰でも先生になれるような、形にしたいなと思っています。
【物書きの授業書】
みたいな感じです、
いい加減ですみません。
よろしくお願いいたします。
とても有り難いお言葉ですが、かなり過大評価な気がしています。
ここに投稿したものはみなさんに公開しているものですから、どうお使いになろうとご自由になさってくださって構いません。本当にそんな凄い役が果たせるか、書いた本人が半信半疑ですが(^_^;)
Picasukeさんへ
お返事ありがとうございます。
過大評価でもなんでもないと、私は思っています。
私は、小学校、中学校で国語の教師をしていた時代があります。
その頃、盛んに言われていたことが、《作文教育》ということでした。
私も作文を書くのが嫌いでした。《作文》って、文を作るんだから何でもいいんだろうと思って書くと、あー書け、こう書けと注文が出てきて嫌になった記憶です。
教師になって、作文をどう書かせたら良いか?
こんな事で議論すると、好きなように書いたらいいんじゃないですか?
と発言すると、「それは教育じゃない」
という感じで、ますます嫌いになった事を記憶しています。
でも、のめり込んで理解したり、感動したり、気がついたことがあったりすると、何も言わなくても子供達が文章を書く経験をしてからは、自分も変化しました。
読まずに寝られるか!
初めて出会った時の、驚きと感動は正にその時以上でした。
私は、誰でもが教師になれて、誰でもが文章を書く事を教えられるようになれたらいいな〜
と考えてきました。
同期に高校の非常勤講師もいます。寺子屋をしている知人もいます。
相談しながら。ちよつと実践してみたいなと思っています。
ハードルはいろいろあるかと思いますが、今までにない切り口からの挑戦が出来ると思っています。
ちなみに、私が中学生にしたマンガの授業もあります。
ご存知だと思います。
『浮浪雲』ジョージ秋山さんの作品です。
もう一つは、
『鬼の足跡』
というマンガです。ちょっと記憶薄れてます。
この2作品はしています。
批判されましたが、、、、
という事で、よろしくお願いいたします。