読まずに寝れるか!「フールナイト」
現在連載中ですが、これがまた凄い内容です。
100年後の地球は、ぶ厚い雲が地表を覆い、夜と冬しかなくなっていた。植物は死に絶え、酸素を供給する術がなくなった人類は、「転花」と呼ばれる技術を開発し、死にゆく者は「転花」によって、多額の金と引き換えにゆっくりと植物に変えられていく。それを推し進めていく政府機関「転花院」は、その技術を独占し、人々に君臨しているが、広がる貧困格差による転花者の増加と、市民の減少、人道的な立場から反対運動をする人々、様々な思いが交錯する中、植物のはずの転花者による連続殺人事件が起きる。謎と混乱を招きながら、人類は絶望の中でどこに向かおうとしているのか?
と言うのが、大まかな粗筋ですが、まず設定や世界観が凄いです。絵は劇画調で、余白が多いのは大友克洋あたりと似ています。なかなか救いのない話ですが、今後の展開がどうなっていくか楽しみです。
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