美登里の看護師日記 【4】
看護師経験の中での
あんなこと、こんなことを
綴っていくシリーズの
第4回目のテーマは
【痰】
『私もう耐えられません！
辞めさせてもらいます！
看護師さんは凄いです』
と言い残して
在職わずか1〜2時間で
辞められた
助手さんがいました
痰を自力では出せない
患者様が多く
吸引が欠かせない病棟でした
そのため
助手さんの朝一番の仕事は
一日分溜まった吸引瓶約20個を
洗浄することでした
それがきっかけの
スピード退職でしたが
看護師にとっては
吸引瓶も重要な
観察対象です
勤務交代時は
溜まっている量、色、
時に出血などからも
状況判断ができ
予測と観察、ケアを
頭で組み立てています
基本はいつもに比べてどうか
と考えることです
痰が出はじめた
色がつくようになった
量が多くなった
血が混じるようになった
などなど
『いつもと違う』
に気づくことが大切です
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コメント
コメント ( 24 )
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美登里さん
【トラベルナース】
見てますか？
実に楽しい。
中井貴一の言うセリフ
気に入ってます
その中に、現実的なことも集約されているような気がしますね
テレビがないので、TVerで見てますが！
辰也さん
私も見ています！(^^)
「医者は病気を診て看護師は患者を観る」
ですね
美登里さん
中井貴一さん
なかなかいいこと言います
次回最終回ですね
終わってしまうのは残念
でもきっとシリーズ化されるでしょうね
美登里さん
トラベルナース
良かったです
看護師日記
楽しみにしています
美登里さん
看護師さん達のお仕事には、人に言えない内容のことがたくさんありますね
痰は、実に厳しいです
患者としては、痰を自力で出せるときはいい、でも、自力で出さないと息苦しくなる。
特に気管挿管をしている時は、とても苦しい思いをします。
細い管を気管の中に埋め込まれてるネットの所から、機械的に吸い取る。何十回となくそれを繰り返す。痰が少なくなると呼吸が楽になる。
先生や看護師さんは、
「自分で出せるようになるといいね」
「出せるようになったら外しますね」
私の心の中は、
「いや、もうこれが無い方がいい。そうすれば自力で出せると思う」
でも、気管挿管していると声が出せない。話せないのです。これは辛い。
とにかく吸引する時は、苦しくて涙が出る。
夜中に多い時は、３回ほどナースコールを押したこともあります。
でも、丁寧に苦しさを理解してくれながら、吸引をしてくれる。感謝です。
翌朝は、痰の量のチェック、色のチェックをチェック表に書き入れる。それを見る事が出来るから安心。パソコン入力は信用出来ない。入力ミスしても、私にはチェックしようがないから。
看護師さん達の、お仕事に対する真摯さが患者さんの心を優しく包んでくれる。
生死の境を彷徨ってみると、心からの感謝しかないです。
辰也さん
私の父はクモ膜下出血で倒れ気管切開をしたため
吸引は欠かせませんでした
意識も以前の状態には戻りませんでしたが、
それでも吸引操作が雑な看護師がやろうとすると
顔をしかめていました
看護師は観察は勿論、処置の動作にも
患者様への心配りが大切であると
感じています
また、痰が溜まることや、チューブが挿入されていることは
計り知れない苦しさだと思います
その苦しさを少しでも理解できるよう
体験した方の声を聞かせていただけるのは
とても有り難いことです
これからも貴重なご意見お待ちしております
美登里さん
ただ愚痴を言ってみただけですよ
手術をする時は、医師と看護師、スタッフの皆さんに命を預けることになります。
その時、どれだけの覚悟がいるか。
それは手術台になる人にしかわからない。
その時に、こころに浮かんだ言葉は、
父が大動脈瘤の手術をする時に言った言葉です。
隣のベッドにいる人から、
「手術するのに、よくそんなに落ち着いていられるね。怖くないかね」
と言われた父が
「手術するということは、命を預けるということ。先生をはじめとした、スタッフの人達を信じているからね」
このように言った言葉です。
この言葉を聞いてからは、どんな事に臨んでも心が揺れ動くことはなくなりました。
手術をして死ぬことはない。あとはお任せすることでした。
私は、３月31日に手術をしました。
退院は、４月３０日と決めてのぞみました。
そしてその通り退院しました。
なせばなる。
ですね。病院のスタッフの皆さんにも驚かれました。
不安を持たず、退院してから何をするのかばかりを考えて前に進んでいました。
入院。手術に臨む覚悟の仕方。
退院するという覚悟と目的意識の持ち方。
これが生死を分けることになるのかなと、たまにして思えます。
手術までの短い時間で、どれだけ先生達スタッフを信じることが出来るか。そこが勝負です。
私は信じられるスタッフの皆さんにお会いできたので、こうして使命を果たすことが出来ていると思っています。
そんなカッコよくはないけれど、これが現実です。
本当に看護師の観察力はその人の生命にも関わる事ですよね
昔は資格なしても家族が出来たんですよね。痰の吸引私もよくやってました。管の消毒から機械の消毒も。
何か違う。感じる事は大切ですね。
なみさん
看護師の観察力はまさに生命に
かかわる大事なことですが、
センスも問われるところです(^_^*)
違いを感じるには
いかにいつもの状態を把握して
おくかが大切ですね
みどりさん！
正に私はその様な状況の親戚がいて
とても為になりました。
大変な職業だと思います。
看護師さん居ての医者だと痛感しています。
今の医者はPCのデータばかりみて、患者の
顔を見ていませんよね。
これからの投稿も楽しみにしていますね。
ありがとうございました。(^｡^)
淳子さん
ありがとうございます！
ご親戚の方にお役に立つことができ
良かったです
これからも情報配信していきますね♪
宜しくお願いします❣️
看護師さんの役割
本当に大切ですね
先生と患者さんを繋ぐ大切なパイプ
体力と気遣い 感謝です^ ^
眞理子さん
ありがとうございます♪
はい！気遣いてんこ盛りです(^^)
看護師の役割を知っていただくことと
皆さんのお役に立つ情報配信を
続けていきますね♪
日々の何氣ない観察こそが大切なのですね。
肝に銘じます
由貴さん
いつもの状態を知っておくことは
とても大切なので
家族や周りの方に関心を
持ってね
と私は思っています(^^)
意味がわからないと仕事続けられないのかもしれませんね
重心でも半日で辞めた人も少なくないです
亮子さん
観察対象の見方も
看護師特有なんでしょうね
なんか違う、いつも違う、
これキーワードなんですね。
医師はそんな情報を頭に入れて
診察しているんですね。
医療最前線は看護師が‼️
マリさん
仰る通り！
看護師の情報があってこそなんです(^^)
ですが、いつもと違うという感覚は
誰もが持っているものではないので
看護師同士で共有するのです✨
看護師日記のメッセージは
病院だけでなく
日頃の生活の中でも
誰もが感じでほしいという
想いを込めて綴らせて
いただいています✨
私にはしっかり伝わっています
黒木さん、お疲れ様です✨
黒木さんの、看護師日記日記に頷きながら読ませていただいてました。
観察は大切ですね。いつもと違う、これを医師に伝える大切な役割を担ってますね♪
投稿、ありがとうございます(*^^*)
マコアンさん
現役ナースに賛同いただけるのは
心強いです(^^)
今後もあれやこれやと
綴っていきたいと思います✨