大宰府天満宮本殿-牛、麒麟、鷽(うそ)
太宰府天満宮は菅原道真公をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、学問・文化芸術の神として有名な神社です。
901年に無実の罪によって大宰府に左遷された道真公は、2年後にこの地で亡くなりました。
埋葬のために亡骸を運んでいた御車の牛が突然伏して動かなくなり、これは道真公の御心と、その地を墓所とし、その上に社殿が造られたといわれています。
境内は梅・樟・花菖蒲などが四季それぞれの風情を見せて、歴史をしのばせる様々な神事が今も受け継がれています。
因みに、豊作を祈願する御田植祭が11日に、行われたばかりです。
【牛】
牛の像は前に書いた文章にあるように、亡骸を運んでいる時に動かなくなりそこでそこに、社殿が作られたということで沢山あります。
【鷽】
菅原道真公が蜂に襲われた時に鷽が追い払った説や、道真公は、嘘をつかない方だからとかの説があります。
1月7日「鷽替え神事」18時より
行われてます。
「鷽替え神事」には、前の年に知らず知らずのうちについた全ての嘘を天神さまの誠心に取り替え、これまでの悪いことを嘘にして今年の吉に取り替えるという意味があります。
当日夕刻より、神事に用いる「木うそ」(初穂料1,000円)を授与してるので神事に参加希望者は、木うそをそこで受け取られて参加の流れの様です。
また、「金うそみくじ」は、「鷽替え神事」に先立ち、1月7日17時頃より楼門前の特設授与所において執り行われます。
「金うそ」は、「鷽替え神事」で6体、「金うそみくじ」で6体の計12体をご準備しており、この「金うそ」を手にされた方は、その年のさらなる幸運を授かるといわれています。
旧年ついた嘘をそれは嘘だったと変えてしまう神事。嘘ついたらこの神事で救われますね。
【麒麟】
麒麟は中国の伝説の生き物ですが、菅原道真公の偉業を称えて献上されたものだと思われます。
麒麟は来世と現世の結界的な意味合いがあるようです。
頭が来世しっぽが現世らしいです。
太宰府天満宮境内の手水舎の近くにある麒麟の像ですが。
1852年に100人近くの博多商人が奉納しています。
この麒麟の像は、とてもそんな時代のものとは思えないものです。
現代人からもカッコいいと思えるフォルムですし、とにかく、神々しく迫力もあってカッコいいとしか言えない。
小さな子供に麒麟像を見せようとした父親が抱き上げ麒麟像に近づき、子供は大泣きしてました。
大宰府天満宮に来たら是非見て頂きたいと思う麒麟の像です。
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