圧巻の広場『Grand Place』グラン・プラスに世界中からの観光客 〜 Brussels, Belgium
ブリュッセルは12世紀から商業都市として栄え、中心部にあるグラン=プラスは「大広場」という意味で、約110m×70mの広さです。
10世紀後半に築かれた街がブリュッセルの起源で、12世紀にはフランドル地方の交易都市として栄えました。その際にグラン=プラスの原型となる市場が設立されます。13〜14世紀にはグラン=プラスの周囲には市庁舎やギルドハウスが築かれました。ギルドとは、同業者組合のようなもので、グラン=プラスにはパン職人や肉屋、仕立て屋など、木造のギルドハウスが多く建造されるように。
1695年にフランスのルイ14世に付き添ったフランソワ・ド・ヌフヴィルによってブリュッセルは攻撃され、グラン=プラスの建造物は石造りの市庁舎以外はすべて焼失。しかし、ギルドによってすぐに再建され、ギルドハウスも石造りのもの変更しました。そして、ギルドハウスはバロック様式の豪華な建築物になり、現在の姿になりました。
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1815年6月18日にベルギーのワーテルロー近郊で起こった、フランス軍と、イギリス、オランダ、ハノーファー、ナッサウ、ブラウンシュヴァイクなどの連合軍およびプロイセン王国の戦い「ワーテルローの戦い」では、ウェリントン公爵*がに出発する前に軍隊を視察したのがここブリュッセルの「グラン・プラス」でした。
*ウェリントン公爵(英: Duke of Wellington)は、イギリスの公爵位。連合王国貴族爵位。
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Grand-Place of Brussels
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