![吉兆神事 1](https://www.sinq.life/wp-content/uploads/2022/01/qoqq1uml.jpg)
吉兆神事 1
今日、1月3日は吉兆神事奉納を行います。
コロナ対策を様々にとっているのですが、行程の短縮もその一つ。
町内うちでの立兆(₁)を大幅にカットして、出雲大社のご本殿など神域での立兆はほぼ例年通りで行いました。
最大で14の流(りゅう)と呼ばれる団体(保存会のような集まり)があるのですが、コロナのために見送ったところもあり、
今年は8流の奉納でした。
(1)※立兆(りっちょう)…吉兆幡と呼ばれる頂点に扇と剣を取り付けた幟を立て、大社神謡(₂)を氏子全員で謡いながら
お宮では福を授かり、各地域では福を分け授ける行為のこと。
お宮では授かるため吉兆幡は動かさないが、
各地域では吉兆幡を謡に合わせて360度回転させることで、
遍く福を行き渡らせるという意味合いがあると考えられる。
(2)※大社神謡…「八雲立つ」・「新玉」の二つが謡い継がれている。
そのうち「新玉」は日本海側を中心に舟歌として歌い継がれてきたものと思われる。
現在でも各地域に舟歌としてだけでなく、民謡をはじめ様々な形で謡われている。
「八雲立つ」は1832年(天保3)、出雲大社の神官中村守臣が作詞したと言われている。
歌詞に出雲大社の名前こそ出て来ないが、その周囲の山や川を謡い込むことで、
お供えされたお宮が出雲大社(杵築大社)であることが、自ずと読み取れる形になっている。
共に目出度い祝い唄である。
コメント
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
ありがとうございます。
ゲストハウスきづきもやってますので、是非いらしてくださいね。
あらためまして。
あけましておめでとうございます。
お正月は、何かとバタバタでやっと自分の時間です。
出雲は、神秘的で惹かれます。
いろんな行事があるのですね。
すばらしい❗️