千家尊福公揮毫掛軸
我が家の家宝とも言うべき掛け軸です。
「かかれとてうみけむ神のみこころを 人に見すへき時は来にけり」と書かれています。
明治初期、尊福公がまさに全国に大国主の命の教えを広めようとされた時に、その決意を込めて作られた歌です。
千家尊福公は当時の東京市長(今でいう東京都知事)・法務大臣はじめ国や地方自治の要職を歴任されています。
また、和歌に堪能な方でたくさんの歌を残され、関東一圓には尊福公作詞による校歌を持っている学校が幾つもあります。
「年のはじめの ためしとて…」で始まる一月一日の歌も、公が作詞されました。
長年にわたり出雲大社の宝物殿に展示してありましたが、コロナ禍のため閉館中ということで一旦返却していただきました。
ジャンルを何にするか迷いましたが、アートとしての価値があると思い、このようにしました。
コメント
コメント ( 2 )
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ありがとうございます。
私もつい最近まで、我が家にこんな物があるのを知りませんでした(笑)
ただ、我が家でしまっておいても何の役にもたちません。
県立古代出雲歴史博物館か出雲大社の宝物殿かのどちらかで、保管・展示されることになると思います。
その方が私としても安心ですし、資料として皆さんに見ていただくほうが、ずっと公共の益になりますから(笑)
素晴らしい、ゆかりのある掛け軸。
受け継がれてここにある‥歴史を感じます。
大切にされてくださいね。
本当に、素晴らしい。