医療から学ぶ その1
医療から学ぶ
生き方を変えた言葉
看護師さんの一言
(その1)
わたしの闘病生活を変え、
生き方まで変えたことば。
ICUから出たその夜のこと。
車椅子でトイレに行く。
ナースセンター隣の部屋に戻る為
看護師さんを呼びました。
手を洗っていると、
その看護師さんは
語りつぶやくように話されました。
ICUではね、
患者さんは何も出来ない状態だから、
私たちが全てを補助してるの。
でもね、
これからは積田さんが自分でするの。
私たちを頼ってばかりいたら、
ダメなの。
治療をするのは、積田さんなのよ。
わたしじゃないの。
自分で出来る限りの事をするの。
いつまでも、病院にいたらだめ
知らないうちに、
誰かに頼っていたのだと、
気付かされました。
病になると、気持ちまで萎えている。
元気だと思っていたのに。
術後1ヶ月 4月30日 退院
そう決めて入院したので、
絶対に退院するという
意思が固まったのもこの時。
ミニカレンダーに、
退院日が書いてあるのを、
看護師さんや先生に見られて、
ちょっと無理だね。と言われ、
前のベットの患者さんにも
同じことを言われました。
でも、2、3日すると、
これは予定通り退院出来る。
確信しました。
スクワット数、1日の歩行距離、リハビリ運動。
思いっきり出来る
自分になれました。
そして、予定通り4月30日
退院
治療に携わっていただいた、
手術チームの先生5人。
看護師さん達いっぱい。
治療は、身体だけではなく、
心の治療が加わることで、
素晴らしい力を発揮する。
わたくしだけではなく、
わたしの周りにいる人達
全てを治療してくれました。
医療の専門家として働く人達は、
素晴らしい教育者なんだ。
ただ、教師をしていれば
教育者と呼ばれた自分とは、
異なった命をかけた教育があった。
ということを学ぶことが出来ました。
計算なしでしている行為を受けた人が、
幸せになれることを実感しました。
sinqを見たり、投稿している
たくさんの人たちの中には、
看護師さんも
たくさんいらっしゃると思っています。
わたしの体験は、患者の立場からです。
看護師さんとしての、
経験や学びを
教えてもらえたら嬉しいです。
たくさんの人達の、
経験を見たり聞いたりする事が
出来たら、
自分にとってのものの見方が、
より高まるのではないかなと思います。
それは、わたしにとっての、
生き方がかわることです。
たくさんのお話を聞くことは、
わたくしという人間の
人間力向上につながる。
それが小さな信用につながるのかなと、
自己満足的に思っています。
生きている限り、
言葉遣い、立ち居振る舞い等、
際限なく学びの世界が続きます。
生きてる限り、
治療が続くわたくしです。
いろいろな立場での、
お話を聞くことが出来たら
嬉しいです
長くなりました。
つぶやきにお付き合いいただき
ありがとうございます。
コメント
コメント ( 3 )
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先生は、学校だけでは無いって事ですね。
我々は学校をでたら、先生は少ないと思ってますが、心持ち一つでたくさんの先生が現れてくるんですね。
先生は、どこにでもいると思っています。
sinqの中のTAKAHIROは、わたしにとってはすばらしい先生です。
表現を学んでいる真っ最中です。
dear積田辰也さん。
私も一緒に、学ばさせてもらっております。
本日の、研修会 よろしくお願いします。