三千院 京都(大原) 2021年11月16日
三千院。京都(大原)
三千院は、桓武天皇の時代(延暦年間、782‐806)に
伝教大師最澄が、比叡山エリアの比叡山東塔南谷
(とうとうみなみだに)の山梨の大木の下に居を
構えたのが始まりです。
その後、慈覚大師、円仁に引き継がれ、最雲法親王入室により、
平安後期以降、宮門跡(皇子皇族が住まわれる寺院)となり
ました。
寺の場所は、時代の流れの中で、比叡山内から近江坂本、そして洛中を
火災や応仁の乱などにより幾度か移転し、その都度、寺名が変わり、
円融房、梨本坊、梨本門跡、梶井宮と呼ばれてきました。
明治4年、法親王還俗にともない、梶井御殿内の持仏堂に掲げられていた
霊元天皇御宸筆の勅額(勅額とは天皇の意思により下賜される額)により、
三千院と称されるようになりました。
明治維新後、現在の地大原に移り「三千院」として、始まってから
1200年の歴史を紡いでいます。
コメント
コメント ( 1 )
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大原の三千院数年前に行きました
‼️