【腰痛⑥】

今回は腰痛の治療についてお話し致します。

皆さんのお家の周りに一番多い治療所は何でしょう？
おそらく整骨院（接骨院）ではないでしょうか？
昔は「ほねつぎ」って言ってましたよね。
私の家の周辺にも４，５軒あります（コンビニは１軒しかないのにですよ）。

本当は、「整骨院で治療できるのは打撲やねんざ、或いは脱臼などの急性の外傷（怪我）に限られる」
って、ご存じでした？

整骨院では生活習慣からくる肩こりや腰痛を、保険を使って治療することは法律で禁止されているのです。
ここは要注意です！（でも、実は意外とこういう整骨院って多いです）
今、お話ししているのは、法律に則って実費治療で肩こりや腰痛の治療に当たっている整骨院の場合です。

実際に体験してみると分かりますが（私も体験しました）、治療法として最も多いのは、電気や低周波をあてること、或いはマッサージです。

でも、実はこれはその場しのぎに過ぎません。
その時だけ楽になるだけで、しばらくたてばまた元に戻っているはずです。
何故かと言いますと、筋肉に緊張を命じているのは脳で、その脳は、このような治療をしても依然として緊張を命じ続けてしまうからです。

そればかりか、硬くなった筋肉をむりやりもんで、力ずくでもみほぐそうとしますと、脳はますます危険を感じ、筋肉に緊張を命じて身を守ろうとします。

ですから
「強く叩いたり、強くもんだり、強く押したりすることは一時的にきもちが良くても、必ず逆効果になる」
ということを、良く覚えておいて下さい。

前置きが長くなりましたが、らくらく堂でおこなっている治療法についてお話しいたします。

らくらく堂でおこなっている「無痛自然療法」は、ソフトなタッチで筋肉にさわり、心地よい刺激を脳に送ります。
このような優しい刺激により身体は安心し、脳からの「力を入れなさい」という命令が解除されていきます。
そして、施術中にどんどん筋肉の力が抜け、柔らかくなっていき、痛みが和らいでいくのです。

腰痛が始まって間もない場合は、１～２回の施術でかなりの効果が実感できます。

尚、腰椎部の歪みやずれによる腰痛の場合には、椎間板のつぶれを直す手法を施します。
さらに、椎間板が回復するために、日常生活の中でできることをご指導します。

（つづく）

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