【今朝の一首】-94
2023年(令和5年)
二月(如月)
契りおきし
させもが露を
命にて
あわれ今年の
秋も去ぬめり
作:藤原基俊
(ふじわらのもととし)
(小倉百人一首より)
89-75
作者の藤原基俊は息子を
深く愛していたという。
いや、ただの親バカ!
興福寺の僧侶である、息子の光覚を
なんとか出世させようと企んだんだな〜
坊主が出世してどうするんだ〜
でも、御仏は見ていた。
いい役職に就く、出世はかなわない。
そりゃあそうだわさ、
一句
悪だくみ〜御仏の願いかなわずや
字余り
とてもすばらしい仏様ですね。
あわれことしも
出世の願いかなわず
出世の秋も過ぎ去ってしまった
実にわかりやすい話です。
現代でも良くありそうなお話ですな〜
想像はいくらでも出来るものです。
三度声に出して詠んでみる。
空想の世界が広がります。
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No.75
ご覧ください。
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