北斎…改名30回
【北斎展に寄せて…】
北斎の絵を描く時の画号
いわばペンネームみたいな物は
かなりたくさんある様です。
浮世絵の画号(絵師名)は、
画中の落款(らっかん)でわかります。
北斎(1760年~1849年)は、
なんと30回以上も改名したといわれています。
ベースになっている画号は以下の6つで、
バリエーションをつけています。
「春朗」(しゅんろう)、
「宗理」(そうり)、
「北斎」(ほくさい)
「戴斗」(たいと)、
「為一」(いいつ)、
「卍」(まんじ)
改名の理由は、改名により画号を弟子に売ることになり、
その報酬を生活費にあてていたといわれています
【北斎時代】(1799年~1819年)
読本挿絵と絵手本制作を中心に展開します。
この時期、120畳の大達磨や米1粒に2羽の雀を描くなど
逸話も残されています。
画号:北斎辰政、北斎、画狂人、画狂人北斎、可候、九々蜃、
葛飾北斎、錦袋舎、戴斗など。
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