ヘマトコッカスがアスタキサンチンを溜める理由⁉️
一般的に緑藻類は、ストレスがかかる環境下で細胞の活動が抑制されます。ただそうした状況でも緑色の光合成色素を持つ限り、藻類は太陽からの光エネルギーを取り込み続けます。細胞が受け取らざるを得ない余剰の光エネルギーは活性酸素を発生させて細胞にダメージを与えるため、多くの緑藻類は増殖を停止したり、死んでしまいます。
一方、ヘマトコッカスはストレスを感じると、アスタキサンチンをはじめとしたカロテノイド色素を合成し、蓄積し始めます。カロテノイド色素は抗酸化作用の働きがあり、活性酸素から細胞のダメージを防いでくれるので、他の藻類と異なりストレス環境下でも増殖して生き残られるのです。
具体的には、強光、高温、乾燥、高塩、窒素欠乏といった環境下でヘマトコッカスが生存できることが分かっています。
コメント
コメント ( 8 )
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また、お役に立てる情報も投稿していきますね♪( ´▽`)
勉強に、なったーー
また、続編も投稿しますね^_^
なるほど、すごいですね✨勉強になります。
藻⁉️
ヘマトコッカスにな〜ろう(^O^)V
自然の力は偉大ですね✨
なるほどー
ありがとうございます(^.^)