アスタキサンチンのお役目!!
シミを防いで美白をサポート
肌の老化の一番の原因は紫外線。紫外線を浴びると表皮で大量の活性酸素が生み出されて表皮の細胞膜を次々と酸化し、過酸化脂質に変えていきます。このような反応が続くと表皮細胞の代謝が衰えて肌が老化し、シミ、シワができやすくなります。第1章でお伝えしたように、活性酸素にはいろいろな種類がありますが、紫外線によって発生する活性酸素は「一重項酸素」。そしてアスタキサンチンはこの「一重項酸素」に対して最も威力を発揮する抗酸化成分なのです。
紫外線を浴びるとまず皮膚が赤くなったり、火照ったりして急性の皮膚炎、つまり日焼けが起こりますが、その後、表皮の最下層にあるメラノサイトでメラニン色素が作られ、皮膚が黒くなっていきます。これは紫外線から肌を守るための一種の防御反応で、通常は自然に消えていくのですが、加齢やストレスで肌状態が悪化しているとメラニン色素が表皮のあちこちで沈着し、シミやソバカスとして残ってしまいます。これがシミができるメカニズムです。
アスタキサンチンを皮膚に塗ると、表皮で活性酸素の多くが除去されるため、活性酸素によって起こる炎症促進物質(サイトカイン)の産生が抑えられ、それによってメラノサイトの活性化、メラニン色素の生成が抑制されると考えられます。
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