自分を客観視する重要性をSiNQを通じて再確認しましょう！

皆さんは自分をどれだけ客観視できていますでしょうか？ほとんどの方が自分のことくらい自分が一番わかっていると思っているはずです。しかしながら自分の能力や立場や状況をきちんと客観視できている人は実はほとんどいません。

客観視できている人は以下のような3つの特徴が挙げられます。

（1）客観的な視点で自分に可能かどうか判断できる
（2）自分に足りない能力を見極められる
（3）自分の失敗を肯定でき反省と改善を実践できる

つまり客観視できていない人は「自分の能力を冷静に把握できない」ということになります。言いかえれば、自分の意見や考えていることは常に正しく自分には間違いはないと疑わない、自己中心的な考え方の持ち主です。自分のことを棚に上げて人に対して厳しいことを言ったり自分の能力をついつい過大評価してしまう場合やそれを裏付ける確固たる根拠に乏しい場合もこれに該当します。自分の能力に対する認識と現実にずれが生じているときでも、自分を客観視できないので、たとえ何かにチャレンジして失敗しても、そこから成功するための軌道修正がうまくいきません。

世の中の多くの人たちは自分が置かれている環境について深く考えようとせず、自分にとって都合の良い解釈だけをして、好きなこと、やりたいことだけを取り組み、常に楽をしようとしてしまいます。実は多くの人が自分のスキルを上げようと努力もしたくなく、深く物事を考えたくなく、仕事なんてしたくなく、あらゆることを人に任せて、だらだら毎日を過ごしたいというのが本音なのだと思います。

多くの人がこのような感覚でもとりあえず生きていけるのは、社会や会社が環境を用意していたり、周りの方のフォローがあるからであって、それらがなくなった瞬間に自分では何もできないという現実が待ち受けます。本来はそのような状況に陥らないように事前に準備をしておく必要があるのですが、残念ながらそのような人たちは自分の状況を客観視できていないためあらゆる準備をすることができません。ほとんどの方がそんなことはまず起こらないと楽観的に考えるように問題をごまかし、仮にそうなったとしてもきっと大丈夫だからその時に考えようと問題を先送りしてしまいます。そもそも、そんなことすら考えることもなくただただ日々の生活を過ごしている人がほとんどなのかもしれません。

まずは自分の置かれている状況や能力をきちんと把握しそのうえで何から取り組むべきかを考えることがとても重要です。楽をすることはとても簡単なことかもしれません。しかしながら楽をして得られるものは何もありません。仮に楽をして得られたとしてもそれらはその瞬間だけであって継続的なものではありません。

最近ニュースでもよくありますが、訳の分からない高利回りな案件に安直に投資をしてしまうのは努力をして継続的に自分自身でお金を生み出すことから解放され、ただお金を投げるという簡単な行為だけで、あらゆるものから逃げ切りたいという気持ちの現れだと思われます。

自分で何をやっていいかわからない人や新しい情報を得ようとしている人が様々なセミナーへ参加するわけですが、このようなセミナーに足を運んで人の話を聞くことは参加すればよいだけですから極めて簡単なことです。そして意見を求められてその場で思ったことを発言することも難易度は高くありません。しかしながらそれらをきちんとまとめてテキストとしてアウトプットするとなると多くの人はそれらをすることができません。

本来、情報を整理して分かりやすくまとめるスキルをSiNQの投稿やコメントを通じて学ぶことができるのですが、多くの方は何も考えずに投稿やコメントをしているためスキルアップにつながることはありません。記事にできるということはSiNQをきちんと理解していてその情報が整理されているということです。つまり今の自分の理解度を客観視することができます。そしてその記事を見直すことでどの部分の理解が足りていないのか表面化できますのでその部分を補っていけばより理解度を高めることができます。また記事にすること言うことはアウトプットすることですのでその表現のセンスなども客観視することができます。

またスキルアップにつながるような多くの情報が格納されていますがそれらにアクセスして自分に取り入れようと積極的に動かれる方もほとんどいません。多くの方はSiNQの本質的価値を理解できていないので、それに対する優先順位が低いことがこのような状況を作り出しています。つまりこのために時間を割くことができないので全ては後回しになります。今思いついたことをそれらしく発言することは誰にでもできますが、その発言を論理的に組み立て、なぜそのような意見なのかということを掘り下げ、誰にでも分かりやすく表現することは、あらゆる情報が整理されていないとできません。つまり自分の行動や発言を常にチェックしてあらゆる物事に対し深く考え、それらを常に整理することが重要だということです。表面的な知識や経験に基づいた思いつきの発言ではすぐにメッキが剥がれてしまいます。

SiNQに参加されているメンバーの年齢層はとても高いのが特徴です。高齢者になると周りから何かを指摘されることも少なくなりますが、このように当たり前のことを当たり前のようにすることの重要性を再確認できる場はなかなかないのではないでしょうか？表面的なコミュニケーションではあらゆる本質をとらえることはできません。各テーマに沿ってきちんと真剣にディスカッションし、常に仲間のことを考え、自分を再確認できる場がSiNQなのです。

そしてSiNQにかかわる人たちはその行為そのものが社会貢献につながります。なぜならば皆さんの体験には大きな価値があり、その価値を必要としている人がたくさんいるからです。それが明確に理解できていないので積極的なアクションにつながっていないだけです。ぜひSiNQに関わることは社会にとってプラスになるのだと自信をもって取り組んでいただければと思います。お金を投資するのではなく、ぜひ皆さんの貴重な時間をSiNQに投資してみてください。

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