こんなんでてきた②
父の私物からでてきた
昭和史
大きなだんごのおにぎり
中は、すさまじい光景の白黒写真
生きるか死ぬかの時代
終戦の日のことを思い出した
能登半島に住んでいた父は13歳
町には、子供と年寄りしかいない
18歳から兵隊へいくのだ
昭和20年8月15日
海に入り足をパタパタ踏んで
はまぐりをとる
とったはまぐりは、糸をとおして
乾燥させて保存食をつくる
その日
同級生が
日本が負けたようと
大声で叫んでいた
天皇陛下からの
短波放送を耳をすまして
ご近所あわせて
聞いたが
何のことがよくやからなかった。と
聞いたことを思い出した。
コメント
コメント ( 3 )
トラックバックは利用できません。
うちの父は 引揚者でした
そうなんですね
あの時代は大変でしたね
祖父が ちょっと偉い人だったらしく 祖父と一緒にいるとやばいからって
子どもたちだけで 引上げ船の乗り場まで逃げたらしいです
そこで 祖父と奇跡の再開
こんな話 もっと聞いとけばよかったと後悔しました